反対咬合の治療

術前
術前
術前

 

最近のお子さんは、歯の萠出がやや早いように思います。萠出が早いということは、言い換えるなら、顎骨の成長が充分でないのに、歯が生えてくるということ。萠出に際して、位置が異常な場合がありますが、放置できないのは上顎の歯が下顎の歯の後ろに生えてくることです。(いわゆる反対咬合)

できればこのような場合は、矯正を行いたいところです。写真の子供さんもこの後すぐに矯正装置を入れさせてもらいました。やや、深めに咬合するまでつけてもらいました。きれいになって、めでたし、めでたし。まあ、この矯正が成功するのは、タイミングが一番重要です。萠出の方向が危ない時にそれを修正するように装置をいれることが、すべてのような気がします。ということで、保護者の方の気付きもしくは毎月のメインテナンスが重要です。

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術後

 

CTとマイクロのコンビネーション その3 MTA使用

嘘のように聞こえるホントの話なのですが、、

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 患者さんによると、この歯15年近く調子が悪かったらしいです。”これ以上どうにもならないので、次回、冠を入れます”、と宣言されて困って転医された様子です。パノラマでは一見、絶望的ですが、、、CTで見てみるとさらに、、、

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 CTでみると、更に絶望的な感じです。ただ、何故か根管充填はアンダーなのでなんとかなるのかな?と思い治療開始しました。ただし、十分にお話をさせていただいて、だめなら、諦めると、

で、マイクロで覗いてみると意外に何とかなりそうな感じが、よ〜く覗いてみると頬側根は先の方で2つに分かれているのがきちんと根管充填できなかった原因と推察されました。このあと、ラバーダムかけて、根管洗浄して貼薬すると、なぜか、症状は治まりました。”ダメ元”宣言してたのですが、なんとかなりました。

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このあと、それぞれの根管の形態に合わせて、根管充填法を選択しました。口蓋根はMTAで、頬側はCWCTでは困難そうだったのでNTコンデンサーで行いました。現在テンポラリーで様子見てます。