支台築造 その1

根管治療を終えて、その後は支台築造を行い、クラウンを入れます。0167075005

支台築造とは右のイラストの”コア”と呼ばれる部分を作ることです。(イラストは歯科素材屋さん(株)コムネット』から)

直接に差し歯を入れることはあまりないと思われます。なぜなら、歯が割れやすいから!!

保健治療では、以下の選択があります。

1.メタルコア

2.レジンコア(ポストあり、なし)

メタルコアは文字通り金属で支台築造を行うのですが、歯に比べ金属のほうが固いので、歯が割れる危険があります。また、間接法(かたどりを行うので)ですから、必ず2回の来院が必要です。

対してレジンコアは、歯と固さが似ているので歯が、割れにくく、直接法で行うので一回の来院で行えるのですが、残存歯質が十分に残ってないといけない。(接着が十分に行える環境に歯がないといけない)という欠点もあります。

それぞれの使いわけが必要だと思っています。

最近では、それぞれの長所をとりいれた”ファイバーポストコア”もあります。

これは保険がきかないのですが、いろんな長所がありいまのとこ、審美歯科には欠かせないものです。これはパート2