ハドソン川の奇跡(Apple TV-4K版)

実話もので評価の高い映画なのだが、いまさら 再度見てみた。以前にblu-rayのレンタル版で見ていたので、今回はApple TV 4K版 +  サウンドバー 5.1chでの感想です。(7.1chじゃないのというつっこみはなしで)

まあ、映画の出来はいまさらでもないが、Apple TV4Kでも画像や音声も途切れることなく、映像特典や字幕、吹替えも含んで900円とは驚いた。Appleの価格破壊は健在ですね。収納スペースもいらないし、4K版はAppleTVで見て行こうと思った次第です。画像も精細で4K-HDRの性能も引き出しているし、とにかくおすすめです。

たぶん映画の感想じゃないな、AppleTV4Kの感想だな、、、

P.S.価格はお正月のキャンペーンで今は1500円になってます。

マイクロスコープ下でのウルトラソニックインスツルメーション1

カタカナばかりのタイトルですが、漢字で書くと”歯科用顕微鏡下での超音波スケーリング”となるでしょうか。歯を抜歯する理由として歯槽膿漏があるのですが、具体的に歯槽膿を止めるためには、歯を支えている組織の崩壊をコントロールする。そのためには組織に炎症をもたらしている要素の排除が必要なのですが、その要素の一つに歯にこびりついている歯石があります。これがかなり困難です!衛生士さんのための歯石除去とかSRPの講座の本をみてみると、とにかく見えないので手指感覚でとかかいてあるけど、まあでかいの歯石は取れても細かなものは取れてないと思うんだが、、、特に顕微鏡下で歯を観察すると思う。

今は、歯科用顕微鏡、防滴ミラー、超音波スケーラーの3種がそろってきたので、このような複雑な部位のスケーリングもできるようになりました。

えっ とおもったお話

ちょっと、”えっ”と思った話です。最近、福山市では妊婦検診があって妊婦さんは歯科検診を市の負担で受けれると。これは大変いい話なのです。そこでのお話。患者さんからの話の受け売りなので、誤解があるのかもしれませんが、、

 

患者さんを検診している衛生士さん(違うかもしれない)

衛生士:”うーんこの歯はもたないので抜歯して、インプラントしましょう”

患者さん:(経済的にも、時期的にも)”ちょっと無理です、、”

衛生士:”支払いはローンもありますよ”

患者さん:、、、、、

って、妊婦検診の人にインプラント勧めて、お金が高いので無理ですといったらローンを勧めるなんて、これから赤ちゃんもできてお金も時間も必要な人にインプラントすすめて、ローン勧めるとは、なんかね、、、人として間違ってる気がするんだが、、まあ歯科医院の経営、営利企業としては優秀なんですかね。

歯科衛生士および歯科助手 募集中(2017/07/01現在)

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来院している方と、和気あいあい、楽しく、仲良くなれて、やりがいのある職場です。予防、あるいは歯周病治療に、少しでもキャリアーのある方は優遇いたします!

給与:16~24万

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テフロンーフロス テクニック

タイトルにも書いてありますが、テフロンテープ テクニックで、レジン充填を行ってみました。このテクニックはポーランドの歯科医師により紹介されたものですが、
いままでのどんな材料よりもうまく、きれいにレジン充填ができます〜〜

 

プロバイオティクス

img_20160718_090941プロバイオティクス=”腸管常在菌の細菌叢バランスを改善することにより動物に有益な効果をもたらす生きた微生物”という概念は古くからあるようなのですが、特にお年寄りや子供さんなどには有効で、また抗生剤が使いにくい場合にはとくに有効なようです。右にあるのはある病院での掲示物ですが、ヤクルトによるプロバイオティクスセラピーの例です。免疫力を増強するために、毎朝一本ヤクルトを飲むそうです。その費用は病院で負担していただけるとのこと。大きな病院ですから効能等が十分にあると考えられての導入なのでしょう。

すばらしい~~~

オーラル プロバイオティクス セラピー

なにかと話題になるプロバイオティクスです。プロバイオティクスとは”腸管常在菌の細菌叢バランスを改善することにより動物に有益な効果をもたらす生きた微生物”(1989,Fuller)と定義されています。有名なところではビフィズス菌とかブルガリア菌が知られています(グリコと明治のリンクに飛びます)。このようなプロバイオティクスを使った治療を”プロバイオティクスセラピー”といいます。

ところで、最近気がついたのですが、かみ合わせが悪い人、歯槽膿漏がある人など口腔にトラブルのある方には同時に便秘がちだったり、下痢しがちだったりとお腹の調子も悪い方が多いように感じました。これは当然で口腔内の細菌叢は、胃や腸の細菌叢の形成に大きくかかわっているからです(口は胃や腸の入り口ですからね)。言葉をかえると口腔内に悪玉菌の細菌が多い人は胃腸にも悪玉菌の細菌が多いわけです。となると抗生剤を服用すると歯周病も治り、胃腸の調子もよくなりそうですよね??けれどもそうはうまくいきません。

img_20160921_165114口腔内でいえば、歯周病原因菌やう蝕病原菌をブラッシングや抗生剤で減らし、一時的に細菌量を減らしたとしても必ずもとに戻ります。また、抗生剤の安易な使用(乱用)は避けるべきです(MRSAなどの耐性菌の発生などの問題から)。そのような意味から症状のない歯周病菌に対して抗生剤を大量に、長期に服用するような治療は慎むべきだと思います。もしものときに抗生剤が効かないとなったら大変でしょ?もしもの時に使用するのが抗生剤でしょ??

では、どうしたらよいのでしょうか?? そこで”オーラル プロバイオティクス セラピー”です。

写真にだしたBioGaia社による製品である”プロデンティス”には”L.ロイテリ菌”が含まれており、歯周病やう蝕の予防効果が期待できます。ライオンからも”歯科用オーラルヘルスタブレット”がでておりこれには乳酸菌[TI2711](乳酸菌LS1)が含まれています。主に”L.ロイテリ菌”はスーパー プロバイオティクスとでもいうか、口腔内だけでなく、胃腸に作用して、下痢、ピロリ菌およびアレルギーなど様々な範囲に効果があるといわれています。それに対して乳酸菌TI2711は口腔内から分離されたプロバイオティクスで、口臭や歯周病予防に効果があるといわれています。

最初に口腔内の細菌を減らすために衛生士さんに、メンテナンスをしてもらい、口腔内の総細菌数を減らします。そこでプロバイオティクスを服用していただいて、悪玉菌の増殖を抑えます。それにより、歯周病やう蝕の予防を目指します。また、腸内細菌を整えることにより様々な恩恵が受けられると思います。

 

2級レジン充填システム

2級のレジン充填システムとしては、V3システムを使用していたのですがどうもうまくいかないこともありました。うまくいかないのは、大体決まっていて、

  1. マトリックスを全周にわたって歯肉縁下に入れるのが困難な場合
  2. 歯肉の隣接面の凹凸が複雑でマトリックスは入っているんだけどきちんと押さえきれてない場合です。

SONY DSC

ちなみに、歯の周りにある金属の薄い板がマトリックスで、この場合は向かって右側の適合が若干甘いと思います。適合の判定はできればマイクロ下でしないと、思わぬところで隙間はできていることが多いです。裸眼とか、拡大鏡では危険です。(裸眼や拡大鏡なら素直にメタルインレーにしましょう。)

 

 

IMG_0132とにかく、マトリックスがきちんと歯肉縁下にはいって、隣接面の凹凸にフィットすれば2級レジン充填は概ねうまくいくと思います。そんな、悩みを解決してくれるのがGarrison DentalのComposi-Tight 3D Clear System Kitです。マトリックスが透明で特に歯肉縁近くで3次元的な形をしているので、問題の1番すなわち:歯肉縁下にマトリックスが挿入しやすいです。ただ、メタルと違って柔らかいのでそれなりの欠点もありますが、、、、これはまたどこかで

IMG_0134
次に問題の2番目ですがこれはウエッジです。ウエッジにはこれまたいろんな種類があってまた、その素材も様々です。共通しているのは、歯間に入れるために断面が三角形になっていることです。こIMG_0134れを適切なサイズを選択して入れるのがとても大変だし、大体このウエッジのカーブと歯のカーブがあっていないことが多い。しかしながら右に示した3D Fusion Wedges はギザギザがついていて、抜けにくく、しかも微妙なカーブにもフィットします。これは、いいものだ!!!

 

Er:YAGレーザーを使ったMinimal Interventionな虫歯治療

Minimal Intervention(MI)という言葉があります。日本語に訳すると”最小の侵襲”という意味です。 今までの歯科治療は虫歯を治すために健全な歯質も削除しないといけませんでした。言い返すなら小さな虫歯を治すためにそれ以上の健全歯質を削除することが常でした。削除が大きく広くなると当然、2次カリエス、脱離および破折等のリスクも増えることになります。そこで、できるだけMIな治療を目指そうとなったのですが、それなりの道具がないとできません。

上の動画は、顕微鏡下で、一番極細のタービンを使用し、う蝕を除去するのは先が0.4mmのレーザーチップを使用し、う蝕以外の歯質の削除を回避しています。

 

歯周組織再生治療 左下6

今回の症例は、右下6番です、冷水痛があり、分岐部からの排膿もありました。ポケットも10mm以上あり、近心根の根尖付近まで骨吸収が進んでいました(赤線で囲った部分)。CT画像をみても結構厳しいです。近心根のみの抜根という手段もあるかもしれませんが、根がきちんと2分割できるかかなり疑問な形態なので、今回は無理です。で、今回の治療方針を考えると選択肢としては、以下の4つが考えられます。術前847436DB0703240036_141115104045

  1. ブリッジ:両側の健全歯を削合しないといけない。削合していいなら、経済的な部分も考えると現実的な選択肢
  2. 入れ歯:一歯のみの入れ歯は患者さんにつかっていただけないかもしれない。:あまり現実的でない選択肢
  3. インプラント:赤線の部分の骨を戻す(GBR)が必要。経済的な負担は大きけれども理想的な選択肢
  4. 歯周組織再生治療:隣在歯の削合もなく、抜歯の必要もないので成功するなら理想的な選択肢

今回は4の歯周組織再生療法を行うこととしました。できれば抜歯をしたくないというのが理由です。術式としてはフラップをオープンして顕微鏡下でのEr:YAGレーザーでの歯石除去と根面処理を行いました。一年後の写真です。もちろん排膿も止まり近心の骨の再生も認められます。歯根膜腔も認められるようになりました。エムドゲインなどの材料が使用できればもっといい結果が得られると思いますが、これでも十分ではないかと思っています。

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