赤貧 らしいです

赤貧らしいです。from Yahoo news

「儲かる時代はとうに終わった」赤貧・歯科医の告白

 

プレジデント8月25日(水) 10時30分配信 / 経済 – 経済総合

■コンビニの数より多い……

 

「投資に失敗したなどの理由ではなく、本業の赤字で夜逃げする歯科医が現れました。多くの歯科医院が内部留保を取り崩すジリ貧の状態です」

悲愴感を漂わせるのは、昨秋、都内に歯科医院を開業したばかりの若手歯科医、山崎拓哉さん(仮名、33歳)だ。

「昨年参加したお寿司チェーン『すしざんまい』での歯科医師の親睦会で、同業者は口々に『保険診療だけなら、1日30人の患者を治療しないと赤字』と話していました。実際に、きちんと治療しようと思えば、一人の歯科医師では1日7~8人が限界です。このままでは経営が成り立ちません」

 

歯科医師を取り巻く現状は厳しい。1990年におよそ7万4000人だった歯科医師数は、2006年には9万7000人に増加。それも都会に集中し、「コンビニより歯科医院が多い」と言われるほどになった。

一方、健康保険の対象となる治療に対して歯科医院に支払われる診療報酬のうち73項目の価格が、この20年間据え置きされている。歯科医療費全体も、この10年間停滞中。その間も歯科医師数は増加しているため、一人当たりの収入はドンドン目減りした。歯科医療白書によれば、歯科医の5人に1人は年収300万円以下だという。

 

山崎さんも、その5人に1人の“負け組”だ。私立歯科大を卒業後、都心の大手歯科医院に勤務中、周囲から結婚を勧められ、お見合いパーティーで知り合った女性との結婚をきっかけに開業することになった。実情を知らない周囲からは「うらやましい」と言われることも多いが、薄給だった勤務医時代よりも最近のほうが経済的に追い込まれているという。

「恥ずかしい話ですが、この年まで女性と付き合ったことがなく、初めての女性に舞いあがって、結婚を急いでしまった。妻や、妻の両親は歯医者が金持ちだと誤解していて、『すぐ開業したほうがいい(=もっと儲けろ!)』と迫られました。そのときは妻のため、と思って一念発起したのですが、診療機器のリース料と家賃、妻の実家に強いられて建てた自宅の住宅ローンの支払いに追われています。義父によると『開業して儲けたお金で遊びに行かないようにローンを組ませた』とのことですが、女性と遊んだりする経済的余裕などありませんよ」

 

 

■昔は歯医者にマルサが来た

 

歯科医院の経営状態がよかったのは、80年代までだという。日本に歯科医師が少なかった70年ごろ、歯科医療の画期的な技術革新が起こり、いち早く新技術を身に付けた歯科医のもとに多くの患者が集まった。さらに、その治療が保険適用の診療になるまでのタイムラグで、多くの患者が良質な歯科医療を受けるために、自費での自由診療による治療を選択し、歯科医院は大きな利益を上げることができたのだ。

当時を知るベテラン歯科医(すでに引退)の一人は、「詰めるものも、かぶせるものも、すべてが変わりました。ちょうど、高度成長期で日本中が豊かになってきた時期でもあり、多くの人が、自分の歯にお金をかけたのです。毎年、億単位で売り上げがありました」と振り返る。

 

いまでは、定員割れも珍しくなくなった大学の歯学部もわが世の春を謳歌していた。

「東大には歯学部がありません。そのため、東大合格を蹴って入学してくる学生も毎年何人もいました。

最終学年になると大学付属の病院で、実際の患者を相手に実習が行われるのですが、歯科医師のタマゴと顔なじみになれると考えた女子学生が、痛くもない歯を抱えて殺到したのです。三段重ねの手作りのお弁当をたずさえていた女性もいました。みんなうれしそうに食べていましたね」(東京医科歯科大学OBの歯科医師・50代)

山崎さんも、先輩歯科医師から、歯科医の黄金時代の話を聞いたことがある。

「バブルも重なって本当にいい時代だったようです。レジの中は1万円札であふれ、閉めることができなかったといいます。スチュワーデスと結婚するのも当然のような風潮だったようで、松田聖子も歯科医師と結婚しましたよね。あのあたりが歯科医師のギリギリよかった時代の最後のようです」

 

保険外の自由診療は、歯科医師側が価格を設定できたため、収入は膨大なものとなった。その一方で、脱税で摘発される歯科医師も目立つように。「パチンコ屋、歯医者、産婦人科医は脱税御三家」と言われていた時代もあった。

山崎さんの知人にも、そんな黄金時代に、国税局のマルサから査察を受けた歯科医師がいるという。

「少額の脱税では、地元の税務署が来ます。歯医者には、国税のマルサですよ。僕なんて、収入が少なすぎて、還付金をあてにしています」

 

 

■「儲かる」幻想に振り回される

 

そんな歯科医の黄金時代は、保険制度の変化とともに終焉。先述のベテラン歯科医は「81年、健康保険の1割の自己負担が導入されたことが、終わりの始まりでしょう。それまで保険治療はタダでしたから、患者は1割でも非常に大きな負担に感じたと思います。それが、97年には2割、今では3割負担です。病気になれば病院に行こうと思うでしょうが、歯が少し痛むくらいでは歯医者には行かなくなってしまった。目新しい技術革新もないまま、バブルが崩壊してずっと不景気。日歯連による自民党橋本派への巨額の不正献金事件が発覚し、社会的地位も著しく下がってしまった」と説明する。

 

健康保険法の改正の一方で、国は医師および歯科医師を増加させる政策を実施した。医大、歯科大の新設ラッシュが起こり、大幅に定員増。医師も、歯科医も急激に増加した。特に歯科医は「儲かる」イメージが強い割に、医学部よりは偏差値も低く、希望者が殺到することになった。

「僕もだまされたクチですね」と山崎さん。

「僕が受験したころにはもう、歯科医が儲かる時代は終わっていました。学生時代は忙しくてそんなことも知らず、勤務医のころも、毎日の仕事に追われて、世の中が変わったことに気がつかなかった。開業すれば、先輩の先生方みたいに銀座で豪遊できると信じきっていました」

 

厳しい環境に置かれている歯科医師だが、山崎さんのように都心のビルに開業しているケースは最悪だ。

「地方はまだマシです。家賃が安いですから。坪単価5000円の場所にある診療所でも、坪単価5万円のビルの診療所でも、保険点数は同じです。明らかに都心の歯科医に不利な仕組みです。都心の患者は高額な自由診療が多い、とも言われましたが、この不況でたまに初診患者が来ても保険内診療ばかり。

歯科医師とは肩書だけで、景気がよかったころに買った投資用マンションの賃貸収入で生活している人も多い」と山崎さん。

 

先月、山崎さんは妻の誕生日に、苦しい家計の中から、3万円の宝飾品を贈った。

「値段をネットで調べたのでしょう。次の日から不機嫌に。『去年までのプレゼントは5万円だった。あんたのせいで私は不幸よ!』って。そのとき頭をよぎったのは、はじめから1万円のものをあげていたら3万円で喜んだのではと考えました。地獄です」

 

 

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河崎美穂=文

from 読売新聞

受ければ、必ず合格という状態になりつつあります(もうなっている??)

私立歯科大・歯学部17校、14校で入試2倍未満

文科省調査

全国に17校ある私立歯科大・歯学部のうち、14校で今年度の入試競争倍率が2倍を下回り、そのうち、9校が1・1倍未満と無競争に近い状態だったことが、文部科学省の調査で14日わかった。

私立歯科大では、昨年度から2年連続で過半数の大学が定員割れしており、選抜のハードルを下げて合格者を増やした大学が多かったためとみられる。同省では、大学の歯科教育の質が損なわれる恐れもあるとして、定員削減などの指導を強める方針だ。

入試結果は、14日開催の文科省の「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」で報告された。それによると、国公立を合わせた歯科大・歯学部29校のうち、いずれも私立の14校で、受験者数を合格者数で割った入試競争倍率が、選抜機能が十分に働く目安とされる2倍を割り込んだ。

2年前の2008年度には、2倍未満は7校にとどまり、その多くが1倍台の後半を維持していた。それが、11校で最大4割強の定員割れが起きた昨年度には、2倍未満が13校に拡大、1倍台前半の大学が多数を占めるようになった。

背景には歯科診療所の過当競争で「歯科医は高収入」といったかつてのイメージが崩れ、歯学部の人気が落ちていることがある。今年度の入試では、私立大の受験者が4318人と前年度比で650人減った影響を受け、定員割れの校数は11校と同数だったが、最大7割弱と欠員率が拡大。このため、11校で昨年度より競争倍率が低下した。1・01倍と最低倍率の大学では、163人が受験し、162人が合格(入学者95人)、不合格は1人だった。

(2010年9月14日 読売新聞)

時事通信でも、同じようなことが書いてあります。

 

入試倍率、2倍下回る=歯科医余りで、私立歯大14校―文科省

時事通信 9月19日(日)14時32分配信

全国に17ある私立歯大、歯学部のうち14校で、今春の入試の競争率が2倍を下回ったことが19日までに、文部科学省のまとめで分かった。17校の平均倍率は1.45倍。最低は1.01倍で、ほぼ「全入」状態だった。また17校のうち11校が定員割れした。

倍率低下と定員割れの背景には、志願者の歯大離れがある。歯科医の数が増えたのに医療費は伸びず、歯科医に余剰感があることや、一部私大で国家試験の合格率が低迷しているため志願者が減少した。文科省は、競争率の低下は学生の質の低下につながりかねないとして、定員削減を促している。

国公立12校の倍率は2.11~3.9倍だった。

from AllAbout

 

痛いところだけ対応療…短期治療には要注意(All About) – livedoor ニュース

オリジナルのページが消えるといけないので原文そのままのせてます。

 

 

最近は歯の治療前に、どこまで治したいか患者さんの希望を聞く歯科が多くなってきました。「悪いところは全て治したい」「応急処置だけでいい」など、要望はさまざまです。もちろん忙しい患者さんの場合、治療期間を少しでも短くしたい人が多いでしょう。しかし、短期の通院はときにトラブルの元になることがあります。治療の要望を伝えるとき、それぞれのメリットとデメリットは理解できていますか? 患者さんからのよくある要望別に、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

 

■「痛みを取る応急処置だけしてほしい」

⇒過度の期待は禁物! 応急処置の限界に注意

 

「痛みをとる応急処置だけしてほしい」。これは病院嫌いの人にとっては、魔法のような言葉でしょう。しかし残念ながら、治療をする側としては矛盾した要望です。最終的な目的は痛みを取ることなのか、本当に応急処置だけでいいのか、はっきりさせましょう。

 

応急処置だけで痛みが落ち着くのは、基本的にはあくまでちょっとした違和感や、ある瞬間だけ痛みがある場合だけ。痛みが強い場合、基本的には応急処置では改善しないと理解することが大切です。

 

強い痛みの場合、虫歯であれば歯の神経を抜く治療や抜歯が必要なことも。一般的に比較的時間がかかる治療が必要で、その日のうちに痛みが落ち着かないことも多いです。さらに歯ぐきの腫れなどがひどい場合も、応急処置ではほとんど効果がありません。歯周病の治療や、歯の根の治療を行い、数日~数週間程度、改善するのに時間がかかることもあります。応急処置で取れるのは、あくまで軽度の痛みだけ。応急処置に過度の期待は禁物です。

 

■「痛いところを治して欲しい」

⇒根本解決ができず、初期虫歯が放置されるデメリット

 

この場合、応急処置よりもしっかりした治療を希望しているのだなと分かります。このように希望をいう患者さんは、大きく2つのケースに分かれるようです。

 

□自分の口の中の状態を把握できている場合

口の中の全体の治療後1年以内や、定期検診を欠かさず受けている患者さんなど、それまでの治療で自分の口の中の状態をだいたい把握できていれば、「この部分だけ治せば、しばらくは大丈夫そう」と判断ができるでしょう。この場合は、痛いところだけの治療で問題ないことが多いです。

 

□治療はしたいが、最小限で押さえたい場合

問題が起こりやすいのはこちらのケース。痛い部分さえ治療すれば問題ないと思う人が多いようですが、歯の痛みの原因は、単純に1本の歯だけの独立した問題ではないことがあります。

 

例えば、痛みの原因は、噛み合わせのバランスや、噛み合わせの力の配分のこともあります。その場合、痛い歯は結果であって原因ではないことも多いのです。この場合は、「今は痛くない歯」も一緒に治療しない限り、トラブルが続くことがあります。

 

さらに多いのは、痛い歯だけを治療して、他の進行中の虫歯を放置してしまうケース。虫歯は痛くない時に治した方が、時間、回数、費用など全ての負担が少なくて済みます。面倒でも一度しっかり完治させておかないと、いつまでたっても病院通いが必要になってしまうのです。

 

■「とりあえず痛みが引いたので通院をやめます」

⇒最も大きな抜歯リスクが残るケース

 

最もよくない選択肢です。例えば、虫歯が原因で歯の神経を取った場合、痛みはなくなります。しかし、治ったわけではありません。そのまま治療を止めると、治療前より歯のダメージが急速に進行してしまうのです。神経を取ったということは、歯の内部に穴がある状態。仮の詰め物があったとしても、時間とともに内部に虫歯菌などが入り込み、内部から歯を溶かして崩壊を促進してしまいます。

 

悪化速度も速いです。外側のエナメル質を溶かす時間に比べ、内部の象牙質では急激に虫歯が進行しやすいという特徴があります。神経を取った後、数年後に再び痛くなって治療しようとしたところ、すでに手遅れで抜歯しか選択肢がなくなるのは、よくあるケースなのです。

 

強い痛みが出てから慌てることがないよう、定期検診などを上手に利用して歯の健康を維持するように心がけてください。

 

【歯・口の病気ガイド:丸山 和弘】

 

広告ガイドライン

あまり知られていないかも知れませんが、医療関係のお仕事には広告規制があります。

たとえば

Q2-22 歯科診療における「審美治療」は広告可能でしょうか。(法第6条の5第1項第11号、広告告示第2条第1号~第5号関係)

A2-22 「審美治療」という表現で行われる医療行為については、現時点で医学的・社会的に様々な意見があり、広く定着していると認められていないため、広告できません。ただし、個々の治療の方法については、広告告示第2条第1号から第5号に規定する広告可能な治療方法であれば、その治療方法について広告することは可能です。

引用元:厚労省のホームページより

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/kokokukisei/qa.html

簡単にまとめると、審美歯科という広告はだめよ!ということですよね。けど”審美歯科”という言葉あちらこちらで耳にするような気がしませんか??看板とかに審美歯科の文字はアウトだと思うのですが、インターネットのページとかはOKのはずです。バスの看板とかはどうなんだろう??

Q2-19 治療の前後のイラストや写真を掲載することは可能でしょうか。(法第6条の5第1項第11号関係)

A2-19 治療の効果に関する表現に該当するため広告できません。治療効果については、個々の患者の状態等により当然にその結果は異なるものであり、効果について誤認を与えるおそれがあることから、広告することはできません。なお、治療結果の分析を行っている旨及び当該分析の結果を提供している旨については、広告をすることが可能です。また、患者等からの申し出に応じて、死亡率や術後生存率等の治療結果成績を説明することは、差し支えありません。

 

こっちのほうがわかりやすいですね。

(いまではもう少し規制緩和されているかも知れませんが)

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引用元は確か歯科医師会の広報誌からです。号数とかは失念しました。

 

 

 

歯科医師過剰2

歯科医師過剰を勝ち抜け!! (すいませんがこんなイベント無理です)

 ”金儲けって悪いことですか?”

 というセリフは”村上世彰氏”が言い放った言葉として有名ですが、別に犯罪でもないし、”儲け過ぎると犯罪ですか?”と聞かれるとそんなこともないんだけど、とにかく、なんとなく引っかかる言葉ですよね。ある種の違和感を覚えました。 同じような違和感を最近良く感じます。

最近歯医者も、競争が厳しいせいか、いろんなことを耳にします。ちなみに”歯医者 イベント”で検索すると結構出ます。>>”歯医者 イベント”。 検索して驚いた自分は古いんだろうなとおもいますが。ハロウィンでイベント?歯医者で??わからん。クリスマスイベントとかでも十分わからないんだけど、ハロウインですか、そうですか、、 バレンタインとかもあるのか、、ありますね>>”歯医者 イベント バレンタイン”父の日、母の日、敬老、ホワイトデー、、、、思いついて探したらなんでもあるよ、おい。

さっきの”金儲けって、、”ってセリフに対する回答ですが、そこだけ抜き出したらもちろん悪いことではないのですが、仕事は本来金儲けが目的でなく、社会に対する貢献が目的で、それに付随する形で給料とかお金がいただけると思うので、仕事の目的が金儲けなら、それはとんでもない話だと思います。

目的が金儲けになると、手段としてグレーなことに手をだすのも躊躇しなくなるんだと思います。”これは悪いことじゃないんでしょ?”みたいな言い方でどんどんグレーゾーンに手を出すのかな。一つ一つはグレーでも重なると真っ黒なんだが。

 

 

歯科医師過剰1

最近、TVを見てると弁護士事務所さんのCMをみかけるようになりました。今は”弁護士過剰問題が新しいらしい。

これはどうやら司法制度改革により司法試験の合格者が500名程度だったのが、1300名ぐらいに増員されたらしい。確かにこんなに数が増えると、いろんな問題がおこると思います。需要と供給のバランスが崩れ、過当競争がおきるとどうなるか?しかも絶対に正義の味方と信じている業界に、、、

しかし、この手の道は今まさに歯科医師過剰時代でみてきたデジャブであるように思います。 歯科医師過剰問題については僕自身は市場の競争原理が働くことにより、”患者さんから見たら、自分にあった歯科医師先生を選べるし、歯科医師側も患者さんのために切磋琢磨し、自己研鑽を積むようになるし、いいことなんではないか”と思ってました。しかし、ながら事態はそれほど単純なものではなく、様々な問題を抱えています。これについてはWiKipediaによくまとめられています。(読んで感心しました)

さらに、歯科医師過剰時代を乗り切るためにどの医院も大変なのでしょうが、最近では少しモラルハザードではないかと思われる事例もあるように思います。

たとえば、イベントと称して衛生士さんが浴衣とかクリスマス仮装で診療するらしいのですが、、、それが患者さんのためにどれだけ役に立つのか良くわかりません。 まあ、患者さんのリラックスのためでしょうか。

あと、びっくりしたのが、衛生士さんが問診で患者さんに堂々と”以前はどちらの歯科医院に言ってましたか?”って聞くらしいです。躊躇してると”悪いようにはしませんから”とかいうらしい。これがなぜモラルハザードなの?と聞かれると理屈をうまくいえないが、とにかくいやな感じに思うのですが。 (もやもやした感じですが、そのような聞き方をするということが前医に対してかなり上からの目線のように感じるのでしょうか?)

診療にあたって現在の不満な状態を解決するの仕事なのですが、けど、前医批判をするつもりはまったくないし、前の先生もベストを尽くし、患者さんもベストをつくしたけども解決できない問題”を、解くと考えているんですが。。。

なんで、この話が”キッズクラブ”に結びつくのかといいますと、じつは、、

(以下考え中)

 

レントゲンの被爆について

 

レントゲンの被爆について

”シーベルト”という単位を最近よく聞くようになりました。

レントゲンを撮影する場合、X線を当てて撮影します。このとき、人体は放射線にさらされます。これを”放射線被爆”といいます。大量の放射線被爆は人体に有害です。ただどの程度の被爆にさらされるかが問題でその尺度として”シーベルト”という単位が用いられます。


実効線量 (mSv)
内訳
0.1 – 0.3
1回の胸部X線撮影。
0.2
東京とニューヨーク間を航空機で1往復 (高度での宇宙線増加)。
1.0
一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度


放射線業務につく人 が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度
6.9
CT検査1回での被爆量
10
日本国原子力安全委員会の指針での一般人の「屋内退避」
ブラジル・ガラパリで1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線。
0.01 – 0.04
パノラマX線(大きな口腔内全体を撮影)撮影での被爆量
0.001 – 0.004
デジタルパノラマX線(大きな口腔内全体を撮影)撮影での被爆量
0.01 – 0.03
デンタルレントゲン(数歯単位の小さな)の撮影
0.001 – 0.003
デジタルデンタルレントゲン(数歯単位の小さな)の撮影

一般に、100mSvが健康被害が出始める被爆量なので歯科用レントゲンでの被爆はほぼ問題ないとおもわれます。さらに、鉛入りのエプロンで防御もしますので実質の被爆量はさらに減ります。

歯学部 学費

旺文社のパスナビってサイトで学費が検索できます。各々の大学のホームページにも記載はあります。

2011年現在、国立はどこも同じです。

私立は様々です。とりあえず高いとこと、安いとこを引っ張ってみた

明海大学の学費が初年度348万(これに諸会費等3,2000が必要ですので、合計351万2千円)が私立大学の歯学部では最安です。ちなみに2年目以降は308万円と諸会費8万の316万です。(これもソースは明海大学のホームページから)

私立歯科大学の平均が初年度で800万で、6年で総額3000万とかなので十分安いのですが、一般サラリーマンの年収を調べてみると、、、、

国税庁「平成22年分 民間給与実態統計調査」によると、平成22年(平成22年12月31日現在)の平均年収は412.0万円でした。

ま、いろんな感想が出てきますが、、、、、

入学金
授業料
初年度納入金
愛知学院大学
600,000
4,100,000
11,141,000
福岡歯科大学
600,000
3,500,000
10,000,000
大阪歯科大学
600,000
3,800,000
9,640,000
入学時の学納金合計 : 学費(前期分)+ 委託徴収金 + 共済会費 = 7,390,000円

 

初年度はあと学費後期分に2,250,000必要なので合計で9,640,000となります

 

(大阪歯科大のホームページより)
奥羽大学
500,000
3,500,000
4,050,000
朝日大学
400,000
1,900,000
3,538,500
明海大学
400,000
1,900,000
3,512,000
国立大学
282,000
535,800
817,800
2011年現在、旺文社パスナビのサイトと各々の大学のホームページより抜粋

 

国立大学の学費は1年間であることに注意、私立は半期のはず

 

特待生とかもあるかもしれないのでこれが全てではないかもしれませんがおおよそ間違いはないと思う。

SiCKO

 

少し昔のお話ですが、内容的にとても考えさせられるドキュメンタリー映画なのでここにそのレビューをおいときます。 最近は子供と仮面ライダーとか***ジャーとかの映画しか見てないので、このコラムを見返しながら、もっといい、心に残る映画を観なければと思っています。

2008年2月7日に福山歯科医師会館のアイボリーホールでマイケル・ムーア監督の映画”SiCKO”の上映会が行われました。上映開始時間がPM7:30という遅い時間ではありましたが、申し込み118名があり、110名の方が映画を見られました。さて、マイケル・ムーア監督はアメリカの銃社会に対しウリング・フォー・コロンバインという映画を、9.11のテロに対しFahrenheit9/11 、邦題”華氏911″を作成し、カンヌ国際映画祭でどちらの作品も賞を受賞しています。

ちなみにこのマイケル・ムーアさん正義感が強いのか、高校を卒業し、その年に校長と副校長の解雇を求めて教育委員会選挙に出馬し当選。任期終了までに校長と副校長は辞職した、させた?というエピソードもあるようです。とにかく、その後も直撃取材型のドキュメンタリー映画をとりまくっています。

日本の医療保険制度はWHOなどによると世界一と評価されてきたようですが、現在では医療費抑制や研修医制度改革また度をこえた医療訴訟によりその制度は揺らぎつつあります。また、一部では医療崩壊は避けられないとの考えもあります。歯科においても同様で、保険適応の幅がどんどんせばまり、一連の治療の流れの中でかんがえると、信じられないような保険の適応削除があるように思います。実際の医療の現場において、このように医療の現場のきしむ音を聞きながら考えると、この行き着く先にはアメリカのような保険制度なのかな?と思っていました。

そのように思っていたときにアメリカの医療崩壊を取り上げたSiCKOを観て見ましたが、その感想をひとことで言い表すならば悲惨そのもの。もちろんドキュメンタリー映画といいつつも、こんな考えもあるよ的な感じではなく、マイケル・ムーア監督のこちらが絶対悪でこちらが絶対正義!!的な一方的な考えも入っているんでしょうが、それを割り引いても結構悲惨な事象が連発でした。その根底には、アメリカ特有の入り口も高いが、出口も高い医療保険があり、言い換えるなら徹底した保険会社の利益至上主義があると思われます。そういわれると最近日本でも損保会社の不適切な不払いが問題になったものですが、これの誘引は2001年にはじまる保険の自由化がきっかけといわれています。言い換えるなら日本の車や、生命保険の分野ではもうその制度が一度壊れてしまったのではないでしょうか?ただ対象が車ならそんなに悲惨なことにはならないでしょうし、生命保険はもともと医療保険の足りないところを補うような第3分野保険ですから、大きな支障はないように思われます。しかし、保険の対象が直接的に命や健康になると…..考えただけでも恐ろしい。その警鐘がSiCKOなのか。

日本の医療保険制度もなにかドラスティクな改革がなければ、この先アメリカ型の医療保険制度となり、車や生命保険の不払いと同様のことがおこるのは想像に難くないと思われます。本年は診療報酬の改定があり、0.42%のプラス改定らしいですが、よろこんではいられません。そこいらのスーパーのお菓子の値上がりのほうがもっと上ですから。国も患者さんも医療従事者も3者ともに納得できる制度はないものでしょうか?

映画の後半では、イギリス、フランス、カナダそしてキューバの医療制度が紹介されました。恥ずかしながらこれらの国の医療制度がここまで整備されているとはまったく知りませんでした。特に後で調べてみるとキューバは医師が人口165人に対して一人、乳児死亡率も1,000人当たり6.5人と優秀な値です(2002年)。(ちなみに日本は3.2、アメリカは7.2。2003年)もちろんこれらの国の医療制度も負の部分がないわけでもく、日本では過去に3時間待ちの3分診療といわれたようだが、イギリスでは現在でも24時間待ちの1分診療といわれているようだ。

医療制度がどうあるべきか、この映画で道筋が示されたわけではないが、少なくともアメリカ型の医療保険制度はお金持ちの人にはどんな高度な治療も受けられる最高のものかもしれないが、貧乏な人はまともに治療は受けられないものであり、あまりうれしくない格差医療制度であるよう感じましたが、どう思うかはひとそれぞれです。

けど、日本の歯科医療の現場でも、もう、おこっているかもしれません、格差医療。 お金が沢山ある上流はインプラントで、中流ぐらいは根管治療してかぶせをいれて、下流は歯を抜いてそのまま、てな感じで。 今はまだいい、なぜなら患者さんに選択の余地があるから、もし根管治療やかぶせを入れる治療がアメリカ並みの値段になったら、どうなるのでしょう?

日本の将来がどうなるかはまったくわかりません。しかし、格差社会という言葉が聞かれ始め、医療制度もその渦に引き込まれ、どうなるんだろうこの先。とため息だけがでた映画でした。

 

 

2008・2・14 伊東孝介