CTとマイクロのコンビネーション その2

今回もCTがなければ診断が困難で、マイクロがなければ治療できなかった症例です。

術前
術前

術前ですが、右上6番に違和感、咬合痛がありました。口蓋根には破折したポストも残っていましたが、これは難なく除去できました。根管も全部きれいにしたつもりなのですが、違和感が消えない、、ということでCT撮影を行いました。

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CTを撮影してみると、なんと、、パノラマやデンタルx線では不明瞭でしたが、明確な病巣が近心根にありました。しかも、近心頬側根が2根ありました。マイクロでもう一度確認し、なんとか、探しだして根管充填を行いました。

術中のCTでみると、上顎洞のシュナイダー膜の肥厚もなくなり、症状も消えました。

710.033710.032その後、根管充填を行いました、近心頬側第二根管はNTコンデンサーで、その他の根管はCWCTで行っています。

 

レジン充填 マイクロを使って、審美修復

マイクロ下でのレジン充填です。今回は特に審美的に行いました。

710.060コンポジットレジンも保険のものでもいいものがあり、2〜3色使用し、形態を整えます。

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マイクロ下で、歯肉圧排を行い、より完全なう蝕の除去をおこない、充填を行いました。

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場所によっては、隣在歯をプロテクトしたり、バックウオールの使用とかを行います。

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丸で囲んだところが、新しくレジン充填を行ったところです。(写真自体は一番上のものと変わりません。)

根管充填方法について その1

根管充填は側方加圧という方法がスタンダードなのですが、それだけではいろんなケースには対応できないと思われます。最終拡大が終わってから、その場で考えているので、うちのスタッフは準備が大変かも、

できるだけCWCTで根充するようにするんですけどね、

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CTとマイクロのコンビネーション その1

当院でもCTを導入しましたが、特にマイクロとのコンビネーションで、従来では解決困難な症例が直せるようになりました。

710.013 たぶん前の先生も頑張られたと思うのですが。 3か月ほど根管治療を行い、根管が見つからなかったので諦めて冠をいれたそうです。(諦めたわりには、自費治療なんですが…)違和感が消えないので転医されてうちにこられました。

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まずは、CTを撮影しました。パノラマやデンタルではそんなに問題はないように思われたのですが、CTから歯根断面を見てみると、4根管のうち2根管が未処置でした。もちろん前の先生も見逃したくて見逃したわけではないと思いますが、裸眼もしくは拡大鏡程度では見逃すのも当然です。

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マイクロを使用しても探索は困難でしたが、2回目の診察でファイルは通せました。実際の根管を除くと近心根はかなり探索されてたようですが、遠心根は探索されていませんでした。あらかじめCTを撮影しておいたので、このあと遠心根も無事みつけて、根管充填ができました。

 

支台築造 その2

ファイバーポストコア とは?

歯質接着性レジンとファイバーポストを用いた支台築造法です。

 

ファイバーポストについて、

これは、各社いろんなものがあります。が、中でも、i-TFCはおすすめです。多機能ファイバーポストとでもいうのでしょうか。ただ単にファイバーポスト というだけではなく、再根管治療および物性についてもよく考えられているシステムです。

f3-3 中心にワイヤーもしくは光ファイバーが入っていて、もしもの除去の際にガイドとなって、ファイバーの除去がしやすくなってます。ファイバーポストおよびレジンコアは色調が歯の色と似ているので、顕微鏡下でも完全除去はなかなか困難です。けど、光ファイバーもしくはワイヤーが入っているとその欠点も解消されます。(個人的にはワイヤーのもののほうがいいと思いますが、直接法は重合深度の心配があるので光ファイバーがいいと思います。)

f7-2 あと、スリーブというのが、あってより太く、言い換えるなら、ファイバーポストの占有率の大きな築造体が作れます。特に間接法の時には断端処理もきちんとできるので、おすすめです。

 

まとめ

直説法:重合深度の深い光ファイバーが芯に入ったものでコアを作る。 オプションでスリーブ併用で(スリーブの断端の処理がテクニカルにはやや難しい)sp3-2

 

 

間接法;重合深度は問題にならないので、ワイヤーを芯にしたポスト+スリーブでコアを作るといい感じ、間接法なのでテクニカルに難しいこともなく、再根管治療および物性も心配もないと思われる。しいてsp3-4欠点を上げれば歯質削除量が直説法よりも多くなるきらいがあることかな?

 

 

(写真はモリタのi-TFCの製品情報から)

 

 

 

 

 

 

 

支台築造 その1

根管治療を終えて、その後は支台築造を行い、クラウンを入れます。0167075005

支台築造とは右のイラストの”コア”と呼ばれる部分を作ることです。(イラストは歯科素材屋さん(株)コムネット』から)

直接に差し歯を入れることはあまりないと思われます。なぜなら、歯が割れやすいから!!

保健治療では、以下の選択があります。

1.メタルコア

2.レジンコア(ポストあり、なし)

メタルコアは文字通り金属で支台築造を行うのですが、歯に比べ金属のほうが固いので、歯が割れる危険があります。また、間接法(かたどりを行うので)ですから、必ず2回の来院が必要です。

対してレジンコアは、歯と固さが似ているので歯が、割れにくく、直接法で行うので一回の来院で行えるのですが、残存歯質が十分に残ってないといけない。(接着が十分に行える環境に歯がないといけない)という欠点もあります。

それぞれの使いわけが必要だと思っています。

最近では、それぞれの長所をとりいれた”ファイバーポストコア”もあります。

これは保険がきかないのですが、いろんな長所がありいまのとこ、審美歯科には欠かせないものです。これはパート2

 

 

 

 

 

 

レジン充填、左上6 マイクロとV3システムを使って

V3 とか書くと なんか叫びたくなりますが、ちょっと違う。

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術前

症例のお話、先ずマイクロ下できちんと齲蝕を除去しました。ラバーダム使用するか迷ったのですが、あえてしてません。

V3システムを装着。

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V3 システム

 

 

 

 

 

 

 

色がへんなのはフィルターかけてます。

その後、レジン充填

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術直後

マイクロサージェリー

マイクロ サージェリーとは?

一般的には顕微鏡下での縫合とか切開をさすのかな?

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マイクロ下でのループ縫合(実習模型)

歯科でも、外科的なことをしますが、口腔粘膜もきちんと細い糸で縫合するときれいに治ります。

ただ、糸はちょっち細いよ。7号から8号をよく使ってます。

症例は、右下の2番の完全脱臼した子のものです。再植して、縫合しました。抜糸後では特に目立たないと思うのですが、どうでしょう。いまどき、完全脱臼とかすると、インプラントにしてとかいう考えもあるかもしれませんが、ここまで戻るならいいと思いますが、、

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抜糸後

 

 

 

 

術前もあるのだけど、ちょっと血とか出てるのでかんべん。

 

 

 

 

アメイジングスパイダーマン2 – 4DX

たまには、歯科とは全く関係ない話を、

 

4月27日の日曜日に 福山コロナにお出かけしました。4DXってどんなもんかなとか思い、あまり期待せずに出かけたのですが、、、

 

映画のタイトルは”アメイジングスパイダーマン2”です。まあ、一作目の”アメイジング~”は、サムライミの”スパイダーマン”の焼き直し感があまりに強くて、あまり感動しなかった覚えがあります。

4DXも なぜか 名古屋、小倉、福山 というお世辞にも都会とは言えない場所でのものだったので期待はせず、行きました。

ところが、、なんだろうこれ、すごいよ~~、家族全員が感動の嵐でした。4DXで席が動くのですが、シーンとの同期もきちんと考えられていて、見上げる場面では、ゆ~っくりと席が動いて、あたかも自分が見上げているような錯覚に陥ります。もちろん、スパイダーマンがビルの谷間を飛んでいるシーンでは自分が飛んでいるように、ビルの頂上から飛び降りるシーンでは”これ飛び降りるの!!??、足がすくむよ~”てな感じです。アクションのシ-ンではまさに、その場にいるように感じます。

これはもう、映画というジャンルではありません!! いま、まさに、ヴァーチャルリアリティが現実になってきました。家電や映画で3Dがいまいちブレイクスルーとならなかったのですが、4DXは映画館の革命になると思います。早く次の4DX作品が見たい!! とにかくおすすめです。福山近隣の方々はぜひぜひ4DX体験してみてください。ほんとおすすめです。お金をだして映画館に行く理由ができました。

(2014/11/28:タイトルの変更、また、画像を削除してコロナとか、amazonへのリンクとしました。)